春合宿トレーニング山行② 越百山(2613.2m)(中央アルプス・伊那川ダムより)
2010年3月21日(日)夜~22日(月) 天候 : 晴れ
コース : 今朝沢橋P出発 5:10 → 福栃平 登山口 5:50 → 御嶽見晴らし台 8:30 →越百小屋 10:15 →越百山山頂 11:20
出発 11:40 → 越百小屋休憩 12:20 → 出発 12:50 福栃平登山口 15:20 → P 16:10
参加者: Kei(CL)、TOM、,クロスロード(3人)
春合宿霞沢岳のトレーニング山行2回目。今回のテーマは、「素早い行動と長時間行動に耐えられる体力」。雪のある2600mの越百山に夏のコースタイム通りに日帰りで登頂して下山できるか?標高差は片道で1500m。これができたら、霞沢岳に向けて大きな自信になると考え、Keiさんリーダーで実施。前夜は、10:00にPに到着し、11:00まで宴会を楽しむ。
当日は、4:00起床。テントを撤収し、5:00には出発。天気は絶好。雪は、福栃平の登山口付近から少しずつ現れ、早い時点でアイゼンを装着。7合目の御嶽見晴らし台までは、大幅に目標タイムを上回ったが、ここからの急登がキツカッタ。越百小屋は、すっぽり雪の中。ここで目標タイムとほぼ同じになったが、ここからが思わぬ核心部。雪庇と硬いアイスバーンに肝を冷やした。かろうじて、目標タイムギリギリで山頂に到着。南アルプスの全山と富士山のお出迎えをバックにメンバー全員で硬い握手。
しかし、気は抜けない。山頂直下の核心部を今度は下らねばならない。慎重なアイゼンワークを合言葉に無事通過。越百小屋でゆっくりランチタイムをとる。このあと、うんざりするほど急で長い下りを通過。ほぼ予定通りぴったりの時刻に登山口に到着。
このあと、今朝沢橋付近に、keiさんの叔父さんが沢登りで遭難したときの慰霊碑があるとのことで、沢に降り、お参りをした。
無事、駐車地に到着し、再び硬い握手。課題もあったが、春合宿にむけて大きな自信をつけることができた。
リーダーのkeiさん、クロスロードさんに深く感謝します。(記:TOM)